GWの5/3(火)~5(木)、福井県若狭湾にてオープンウォータースイミング(OWS)北信越合同合宿を行いました。簡単ですが、報告をさせていただきます。
主催:福井県水泳連盟
参加者数 :21名 (選手16名、指導者5名)
プールと海を併用した珍しい合宿です。
本学からは、以下の長距離専門選手5名が参加しました。
青木陽佑(新潟医療福祉大学職員;東京都出身)
赤石泰宗(健康スポーツ学科4年;宮城県出身)
伊藤楓華(健康スポーツ学科2年;愛知県出身)
太田直人(健康スポーツ学科1年;京都府出身)
加藤花梨(健康スポーツ学科1年;岐阜県出身)
スーパーアドバイザーには、プロトライアスリートの小池賢コーチ!
<5/3>
開講式を終えて早速、海で泳ぎました。
とはいっても海水温が低いので、レンタルのウェットスーツを着用。
海での水泳が初体験という選手が居ますので、小池コーチから丁寧にゆっくりと導入していただきました。
・不安や体調不良になった場合のヘルプサイン
・低水温やウェットスーツ着用で呼吸がしにくい場合の対処法
・ヘッドアップについて
・ブイの周り方について
・ドラフティング(他人の水の流れを利用してエネルギー消費を抑える技術)について
夕食後は、小池コーチによる「OWSについて」の講義でした。
・OWSの概要(定義、歴史、種目)
・競泳との違い
・OWSに必要となる能力 (精神的にタフであることや駆け引きetc...)
・OWSテクニック
・安全について
長野県の高校生や福井県の中高生も合同であったことから、
「セカンドキャリアやスポーツマンとしての心得」についてもお話していただきました。
選手としてどうあるべきか?
選手活動の中での振る舞い (挨拶、返事など) を大事にする必要性を説いていただきました。
<5/4>
6:00 体操+ジョギング
【25mの屋内プール】
メインスイムは、100m x 10回 x 3setでした。
午後は海にて5kmタイムトライアル!
OWSの5km種目は、今年度から国体競技でも実施されます。
【写真ナシ】(引率の馬場はStand Up Paddleで安全管理担当)
2日目の夜は、私(馬場)が担当させていただきました。
「ヘッドアップのコツ」についてレクチャーしています。
<5/5>
プールにて朝練習後、海での練習。
全てを終えて、閉講式となりました。
【ドラフティングを活用した持久練習の様子】
今回の合宿は、指導者が知恵を出し合いながら実施できました。
ジュニア選手ならではの発想やバイタリティに驚かされることもありました。
3日間と短く感じましたが、中高生にも食事や休憩時間を共有する中で体験談を伝えることができたと実感しています。(今後の北信越地区の活躍も楽しみです。)
北信越初めての試みにも関わらず、中学生~社会人までの幅広い年齢層の中で多くの意見交換ができました。そして、本学の学生も長距離の先輩として見本になることで成長したように感じています。
合宿参加に際し、保護者の皆様をはじめ、
福井県水泳連盟の方、大学関係者に多大なご支援をいただきました。
この場を借りて御礼申し上げます。
そして、今後も競泳とOWSを両立するデュアルスイマーを目指します。
応援、よろしくお願いいたします。
【担当:馬場】