我々新潟医療福祉大学水泳部にとって、12回目の日本学生選手権が終了しました。
総合成績では、女子が77点(12位)、男子は18点(16位)と、昨年を大幅に上回ることができ、男女合計で過去最高得点を獲得することができました。
特に女子に関しては、以下に挙げる創部初の快挙を達成できました。
・ リレー種目で初の決勝進出
・ リレー3種目すべて、決勝もしくはB決勝に進出
・ 過去最高順位(12位)
・ 過去最高得点(77点)
・ 大会中、一人で10本レースに出場(佐藤綾)
エース佐藤綾の活躍はもちろんのこと、リレー種目での躍進はチーム全体で切磋琢磨したことで、総合力をつけることができた証だと感じています.
2005年の創部から、「リレー種目でオレンジ色のバスロブを着て、シード校の前を歩こう!」とリレー種目での決勝を毎年目指してきました。創部12年目にして、ようやくその姿を見ることができました!
非常に長かったですが、1期生からの悲願が達成できたことで卒業生たちも心から喜んでくれていると思います。
また、佐藤綾は最後のインカレで初の10本レース、しかも全てを全力で泳ぎ、50m自由形、100m自由形とも自己ベスト更新。エースとして後輩たちに泳ぎでメッセージを伝えてくれたように感じています。
男子では、2年生の水沼尚輝が100mバタフライで決勝に進出。強豪校以外でインカレの決勝に残ることは至難の技ですが、昨年までのエース松井浩亮が抜けた穴をしっかり埋めてくれるレースでした。また最終日、男子のチーム目標まであと2点という状態で、3年生の桑山健が400m個人メドレー予選16位でB決勝進出。その後、800mリレー予選も全力で泳ぎきり、そのあとの400m個人メドレーB決勝で予選よりも更にタイムを伸ばし、強豪校の選手たちを抜き去り、B決勝5位で4点を獲得し、チーム目標を達成しました。4年生に対して「あとは僕たちに任せてください!」と言わんばかりの魂のこもったレースをして、応援も最高潮にヒートアップし、全員でチーム目標達成の喜びを味わうことができました。
また、インカレ中、多くの保護者や卒業生が、応援にかけつけてくれました。一人一人お礼やご挨拶ができませんでしたが、この場をお借りしてお礼申し上げます。
これから自主練習期間を挟み、3年生を中心とした新しいチームでシーズンをスタートしていきます。チーム理念である「多くの人から応援されるチーム」を目指して、より強いチームを作っていきたいと思います。
今後とも応援よろしくお願いいたします。
【監督:下山】
【監督:下山】