本学水泳部では、マネージャーもプールで泳ぐことがあります。
私の考えですが、泳ぐことでより選手の感覚に近いアドバイスができると思っています。
そして、いいアドバイスが思いつくことがあるんです。
あれは、4年生が卒業する前の2月21日土曜日のお昼のことでした・・・
レペティションを終え、ヘロヘロの状態で休み時間の後にウェイトトレーニングを行う予定でした。
朝練習を終え、休み時間のはずですが、なにやらプールサイドでエールが始まりました。
【この広い背中はマネージャーの伊藤君】
2年生は集中授業で不在でしたが、どうやら4年生の澤田涼さんとマネージャー1年生の伊藤駿太朗君が泳ぐ様子。
ちなみに両者とも競技生活を終えています。
ピッピッピッと短い笛が3回鳴り、ピーーッとスタート台に上がる合図。
練習用のメッシュキャップでなく試合用のシリコンキャップを着用し、試合用の水着から両者から本気度が伝わってきました。
「用意」
「ピッ」
スタートの合図がなり、両者が飛び込みました!
どうやらバタフライの対決のようです。
男子でバタフライ専門だった伊藤君(筋量も増えています)
個人メドレー、800m自由形、100m背泳ぎとオールマイティの澤田元選手(持久力には定評があります)
50mのラップは伊藤君が圧勝
26秒!
本人のベストと同じ位速い!
でも、ターンしました
どうやら100mバタフライのようです。
75mをターンし、じりじりと澤田選手が追い上げてきました。
伊藤選手は体中に乳酸がかけめぐり辛そうです。
残り10m
5m
3m
2m
1m・・・
ある晴れた土曜日のお昼でした
コーチ:馬場