10月16日(土)と17日(日)高知県にて日本選手権OWS競技が開催。
9月末に開催予定でしたが、新型コロナウィルスの感染拡大の影響により延期。会場も須崎市立スポーツセンター シーパーク大島へ移りました。
<出場者>
永尾美友(健康スポーツ学科1年:大阪府出身)
綿貫慶吾(健康スポーツ学科3年:群馬県出身)
筒井大介(健康スポーツ学科2年:高知県出身)
本江騎吏(健康スポーツ学科2年:大阪府出身)
本山空(健康スポーツ学科1年:奈良県出身)
【10km 結果】
<女子>
8位 永尾美友 日本選手権初入賞! 2時間11分12秒6
<男子>
10位 綿貫慶吾 2時間01分59秒3
12位 本山空 2時間03分32秒4
16位 筒井大介 2時間05分00秒8
20位 本江騎吏 2時間06分49秒1
【5km 結果】
<女子>
4位 永尾美友 日本選手権初W入賞! 1時間04分06秒9
<男子>
12位 本山空 59分22秒7
22位 筒井大介 1時間01分37秒1
24位 本江騎吏 1時間02分54秒5
OWSは、自然環境を利用したマラソンのような競技。高い泳速度を維持する中で、環境や人による外的要因が影響します。外的な要因には、物理的な影響に加え、心理的にも影響します。
インカレに出場した本江、永尾、本山は、大学内に入構できずに長岡や公共のプール(一般開放)で調整をインカレの1週間後の大会に挑戦しました。
そんな中、永尾は、1年生にもかかわらず、見事に2種目W入賞を達成!
本山は、5kmレースにおいて、先頭集団で序盤からの積極的なレース。途中のトラブルにも言い訳をせずに完泳。
本江は、高校時代の先輩方の刺激を受けながら、10kmと5kmに挑戦。2日目5kmのゴールタッチまで諦めずに単独のゴールでもキックを打ち、最後まで残っている力を振り絞りました。
一方、インカレ会場に行けなかった選手達は、山城アシスタントコーチ(大学院生)がプールサイドで寄り添い、目的意識をもって努力。
綿貫は、第2集団でのレースにおいて主導権を握り、1.25kmのラスト2周にペースを上げて、勝ち切ってくれました。肩の故障を抱えながら、トレーニングに優先順位をつけ、6月のオーシャンズカップで叶わなかった目標を達成。
筒井は、高知県土佐市出身。地元の新聞や前指導者にも声援をもらいながら、「恩返ししたい」と意気込み、集団泳で競り合いました。宿泊場所が実家よりも遠くなってしまいましたが、チームとしての行動も大切にしながら健闘。
山田奈子は、諸事情により10kmを棄権せざるを得ませんでしたが、美友とのペアストレッチや遠距離でも彼女の支えになるようにと、部活動時間に関係なく、指導者が見えない部分まで配慮をしてくれていたようです。
選手達は、全員、日本選手権での過去最高順位を更新。
千葉佳奈絵、上西大(2名とも健康スポーツ学科3年:マネージャー)の給水・帯同に加え、水泳部内のタイムトライアルイベント(徹祭)やインカレでの感動、チームメイトからの力というものを、パフォーマンスへと最大限に変換してくれました。
OWSとしてのシーズンは終了し、これから冬季シーズンに突入。
OB、OGと同様、競泳とOWSとの両立(デュアルスイマー)を目指していきます。
【コーチ:馬場】