2024.05.02
今日は岡本健佑（健康スポーツ学科：愛知県出身）の紹介です。
4年間水泳に向き合い、本気になれたこの環境は本当に最高でした。
私がここまで水泳に向き合えたのも両親をはじめ、先生方、OBOG、またこれからも活躍を見せてくれる後輩たち本当にありがとうございました。
私の大学水泳は高校生の頃に思い描いていた理想とはかけ離れてしまいました。
正直入学当初はインカレで活躍しなければ泳ぐ意味なんて無いと思っていました。
しかし現実はそんなに甘いものではなく、自分自身の泳ぎを見失い、自己ベストから程遠い記録で泳ぐ期間が長く続き、もがき苦しむ日々が待っていました。
しばらくして、少しずつ兆しが見えてきた頃に怪我をしてしまい、追い打ちのようにコロナの自粛期間となり、泳ぐことができない期間が半年ほどありました。
このように様々なことが起こり、自分が想像していた水泳とはかけ離れてしまい、7月の中部インカレで競泳人生に終止符を打ちました。
しかし、全く後悔はありません。
むしろやり切ったと思えています。
なぜなら1つの目標に向かって共に精進する仲間がいたからです。最後の最後まで身を削ってでも最後のレースに向けて頑張る同期が自分の心を動かしてくれました。
どんなに辛い状況だろうが周りに気を配って声をかける人、泳ぎが上手くいかずアドバイスを求める人、来年からのために後輩にアドバイスをする人、大きな声で応援する人など、4年生として最後まで諦めること無くチームのため、自分のために動いている姿が私に力を与えてくれていました。
これこそがチームで練習する意味であり、大学水泳の醍醐味だと実感することのできた最高の夏でした。
私達が設定した目標を全て達成することはできませんでしたが確実に良いチームを作り上げることができたと思います。
今後も新潟医療福祉大学水泳部の戦いは続いていくと思いますので、活躍を応援しています。
がんばぁ〜
【コーチ：奈良】
