Twitter Facebook
2021.12.14

盛音葉 「ありがとう」

今日は女子キャプテンの盛音葉(健康スポーツ学科:青森県出身)の紹介をします。

こんにちは。
インカレの応援をして下さった皆様、ありがとうございました。
私は10月のインカレで長年続けてきた競技を引退しました。
大学に入学してからの4年間は、たくさん水泳と自分と向き合い、いくつもの大きな壁を乗り越えて成長することができました。
大学1年の時は、環境や気持ちの変化などにより、これまで出来ていた事ができなくなっていたり、上手く泳げなくなっていました。
そんな中、初めてのインカレを経験しました。自分の実力の無さを実感して、もっと強くなりたいと本気で思いました。
冬の大会で、なんとか50mバタフライで初めて日本選手権を突破した時は本当に嬉しくて、やっと光が見えた気がしました。でも、オリンピック種目ではなかったので選手権組との差を大きく感じ、悔しかったです。
それが悔しくて、絶対100mでも切りたいと思っていた大学2年の冬に、100mバタフライと50m自由形で初めて選手権を突破しました。この時、S1が自由形からバタフライに変わりました。バタフライを取り入れたおかげで、上手く泳げなかった自由形もよくなっていき調子が上がっていきました。しかし、長水路では突破していなかったので、選手権組との壁を感じていました。
大学3年の時は、病気や怪我により、泳げない時期が多くありました。それでも自分を信じて、今の自分にできることを積み重ねていったおかげで、3月に初めて長水路で選手権を突破することができました。
この後、JAPAN長水組として合宿や練習を重ねていく中で、自分の競技力を上げることだけではなく、大学組との雰囲気やコミュニケーションの差を少しでもなくせるように取り組みました。
このまま最後のインカレまで調子を上げていこうと思っていたのですが、なかなか上手くいきませんでした。
5月の長水路の大会で、50m,100m自由形でやっと高校3年時の自分の記録を超えれた時は本当に嬉しかっです。これまで頑張ってきて良かったと思えました。
しかし、最後の1年は想像以上に苦しく、女子キャプテンを務めていく中で、知らないうちに自分でプレッシャーをかけていました。正直、水泳を心から楽しめていませんでした。
そんな中でも同期や後輩、先輩たちがたくさん励ましてくれて、支えてくれたおかげで、最後まで頑張ることができました。
最後のインカレで、最高の結果を後輩のみなさんに見せることはできませんでしたが、やり切ったので後悔はないです。
私がチームのためにできること、自分にしかできないことを考えて行動してきました。みんなさんの心に何か残っているなら嬉しいです。
この大学でみなさんと水泳ができて幸せでした!
こんな頼りなかったキャプテンでしたが、ついてきてくれて、一緒に頑張ってくれてありがとうございました。
これからも応援しています。今しかできないことを楽しんで下さい!

【コーチ:奈良】

#その他の活動