馬場コーチとインカレの個々のレースを振り返りました。
大きく2つ痛感しました。
「レースに対する戦略」
「1点取るための努力」
<レースに対する戦略>
8月上旬に行なわれた「関東インカレ」ではほとんど回復させず、「インカレ」だけを見てきました。
関東インカレ前に練習を減らせば、決勝に残れたり、上位に入れた選手も多かったと思いますが、「全てはインカレのために!」「インカレで闘えるようになれば、当然、関カレでも闘える!」と言い続け、選手たちもそれについてきてくれました。
しかし、インカレで「もっと出せるはず」と思うレースがたくさんあり、選手と共に悔しさを味わったレースが多く見られました。
3日間の間に、個人とリレーで、同じ種目を1日後に100mで約1秒タイムを上げられた選手が何人か見られました。
これは完全にレースに対する戦略ミスでした。
いわゆる「力み」や「かかり」が原因だと思います。
インカレに対する想いが強すぎて、冷静にレースができなかったのだと思います。
レースに対する気持ちが強いときほど、冷静さが求められると改めて実感しました。
今回の反省を必ず来シーズンに活かします。
<1点取るための努力>
「もっともっと努力しないと全国では闘えない」ことを痛感しました。
4年の郡山奈々選手はチームで一番努力してきたと思います。ドライランドも目的を理解し、自分でアレンジし、それを毎日必ず実行しました。プールに早く来て、一人でドライランドを黙々とやっている姿を良く見かけました。自主参加の早朝練習も欠かさず参加していました。
それがあったからこそ、最後のインカレで大ベストを出して入賞できたと確信しています。
インカレが終わってから馬場コーチが選手たちに言っていた言葉。
「365日、努力し続けても1点取れんかもしれん・・・」
「でも努力し続けなければ絶対にとれん!」
現役時代、誰よりもプールに早く来て、黙々と自主練習をしていた「馬場康博選手」を思い出しました。
この言葉とあのときの馬場コーチの「目」を3年生以下は絶対に忘れないでほしい!