交流3日目の練習中のできごとです。
黒龍江省チーム王衛東コーチが通訳を呼んで、選手を指差して何かを言っているのを馬場コーチが見て、通訳の人が訳す前に、
「たぶん・・・この選手の泳ぎを見てくれ、って言ってますよ」と私に話しました。
通訳の人もびっくり。まさに、その通りでした。
3日目にして、馬場コーチは王衛東コーチの話していることの多くをほとんど理解できるようです!?
彼らの心が通じ合っていることを直感しました。
「語彙力」だけでなく、
「心」が大切なんだと思いました。
「馬場コーチの熱さ」は言葉が通じなくても、確実に伝わっています。
そして、王衛東コーチは非常に勉強熱心です。
我々がやっているドライランドについて一生懸命学んだり、
選手が疲れて先にホテルに帰っても、一人残って大学生の練習を見学。
必死に我々から何かを学ぼうという強い意志が感じられます。
王衛東コーチは、私が今まで出会った中で、一番、勉強熱心で、謙虚で、しかも熱い中国人です。
「お礼に太極拳を教えてあげる」と馬場コーチに太極拳を教えてくれました(笑)