今年も色々と熱いドラマが生まれました。
その中の一つを紹介します。
土肥隆輔(山形県出身)
彼は普段から努力を惜しまない選手で、通常の練習メニュー終了後、自ら30本×100mを追加で行うなど、日々努力を積み重ねてきました。
そんな彼が、朝一番レースの1500m自由形に出場。
冬季シーズン集大成のこのレースで自己ベストに向かって順調にペースを刻んでいましたが、本来1450mで鳴るはずの最終ラップを知らせるベルが1400mのときに鳴らされてしまい・・・・・1450mで止まってしまいました・・・。
このレースために冬季シーズンのトレーニングをしてきたので相当悔しい思いをしたと思います。
希望すれば再レースを行なってくれることになり、「もう一本やらせてくだい!!」と即答。
彼は今回の状況に対して文句一つ言わず、再レースにのぞんでいきました。
そして、意地の再レースへ!!!
1500mを全力で一日で2本泳ぐということは精神的にも肉体的にはタフさが必要となります。
でも彼は再レースでも朝のレースよりも速いラップを刻みながら、果敢に攻めていきました。そして、15分55秒78で、自己ベスト更新(インカレ突破)!!!!
肉体的精神的タフさに全員が感動させられました。
今回の事情を知っていた他大学の関係者も激励してくれました。
そして、チームに勇気を与えてくれたレースでした。
隆輔、よくやったぞ!!!