4/22-23 オープンウォータースイミング (OWS) フランスオープンに本山空(健康スポーツ学科3年:奈良県出身)が出場しました。
大会は、フランス領土のマルティニークで開催。フライトは羽田空港からパリまで約13時間、パリから飛行機で大西洋の方向へ約8時間。
カリブ海に浮かぶこの島には黒人奴隷制度などの歴史が残る場所でした。
試合会場は、Saint-Anne。マルティニーク島の南、カリブ海側で行われました。フランスは、2017年世界選手権で金メダルを5つ獲得した強豪国。参加者は、フランス人だけでなく、アメリカ、ロシア、イタリア、オランダからも選手が参戦。1660mのコースに対して、ブイ(目印)を左肩に反時計回りに泳ぐ周回。
<結果>
◆10km 途中棄権
ブイを周り、他の選手と強い接触。OWSは、前方のブイを視覚で確認しますが、頭を上げるヘッドアップの動作で痛みが出たため、残念ながら途中棄権となってしまいました。本人の悔しさが残る中、少しでもレースから学び、ホテル帰宅後には首をアイシングし、翌日の5kmのレースに備えました。
◆5km 37名中13位 56分32秒00 (トップとの差:1分52秒)
首から背中部分にかけて痛みがありました。前方を確認する動作で痛みがありましたので、スタートから全力で泳ぐ逃げ切り作戦。スタートから約220m離れた最初のブイを3~6位で折り返しました。2周目から第2集団後方でフランスのMesmacque 選手と競り合いながら、最後まで残った力を振り絞ってゴールタッチしました。タッチすることは、OWSにとって当たり前のことのようですが、安全にゴールすることの有難さを再認識。
国内では経験できない国際大会のレベルの高さを痛感しました。
様々なハプニングに直面する中で、選手、コーチ共に成長させていただきました。
4月の時期にも関わらず遠征をさせていただいた大学関係者の皆様に感謝を申し上げます。
多くのご声援、ありがとうございました。
必ず今回の経験を一つでも多く大学に還元します。
マルティニークの様子は次回以降のブログでも紹介させてください。
【コーチ:馬場】