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2023.12.19

早坂亮 ~私の大学水泳~

まずは下山先生をはじめ、先生方。たくさんご迷惑をおかけしました。
家族等、私生活でのサポートをしてくださった方々にも、たくさんお世話になりました。
皆様にはどれだけ感謝を伝えても伝えきれません。
本当にありがとうございます。
ここからは少し自分語りをさせてください。

「1年生」
目の前にコロナが立ち塞がりました。プールにも行けず、もどかしいスタートとなりました。しかし、1発目の大会ではしっかりとベストで泳ぐことができ、スイマーとしてはいいスタートが切れたと思います。
初めてのインカレでもベストで泳ぐことができ、良かったと思います。しかし、同期は日本選手権のスタート台に立ち、とても悔しい思いをしました。

「2年生」
5月に長水路での日本選手権参加標準記録を突破できたので、JapanOpenに出場しました。結果はまさかの7番で決勝進出。最終順位は8位だったものの、初めての全国大会の決勝でした。とても緊張しましたが、それ以上に楽しかったです。
そこで奈良先生と「今度は賞状だけじゃなく、メダルも一緒に渡す」と約束をしました。
※この約束が重要なので憶えておいてください。

「3年生」
この年はとても苦しいものでした。自分の泳ぎが分からず、全くベストが出ませんでした。自分はもうベストが出せないのではないかとまで思っていました。しかし、インカレでギリギリ長水路での日本選手権標準を突破できていたので、年末年始の合宿に参加できました。おそらく、この合宿が私の転機となりました。そのおかげで3月にはそれなりのタイムで泳げ、自信を持つことができました。

「4年生」
4月の日本代表選考会。約2年ぶりにベストを出すことができました。先生を信じ、自分を信じて泳ぎ続けてきたからこそのベストだと思います。0.11秒だけのベストでしたが、私の中では大きなものでした。
時は過ぎ日本短水路選手権。
2日目、100m背泳ぎ決勝。
2番通過だった私は、レースまで周りには言っていませんでしたが、自分自身にメダルを期待していました。
レースが終わり、結果は3位! 期待通りにメダルを持って帰ってくることができました。
ここで約2年半前の約束が出てきます。「賞状だけじゃなくメダルも一緒に」先生に渡すことができました。
この時は本当にここまでやってきて良かったと思えました。

そんなこんなで自分語りはいい感じに締めますが、私の競泳人生はこの大学で終わりではありません。卒業後も競技を続けさせていただける環境があると言うことで、引退はしません。
これからは社会人スイマーです。目指すはもちろんオリンピック。やり切ったと笑顔で言い切れるまで泳ぎ続けたいと思います。
17、18、19期生の皆さん。パリオリンピック日本代表選考会までは私も大学に籍を置き、練習を共にします。何か私から還元できることがあればどんどんしていきます。なのでこれからも一緒に頑張っていきましょう!
皆さんのこれからの活躍を心から応援しています!
ありがとうございました。

【コーチ:奈良】

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