Twitter Facebook
2024.10.30

西條智也 ~やりきった~

今日は西條智也(健康スポーツ学科:千葉県出身)のメッセージです。

ーーー
日本学生選手権をもって20年間続けてきた水泳を引退しました。まずは先生方、たくさん迷惑をおかけしました。そしてこれまで支えてくれた家族や長く応援してくれた方々に感謝を伝えたいです。
ありがとうございました。

1年生 上を目指してがむしゃらに練習したけどコロナで止まったり病気にかかったりして結果を出したいときに出せなくて、もどかしい気持ちでした。
2年生 夏季シーズンは、怪我もしたし一番病んだ。けど夏の悔しさが冬季シーズンで上手く結果に繋がってくれて嬉しかった。
3年生 初めてのインカレは何もできなかった。特にメドレーリレーの4年生が頼もしかった。来年リベンジしたい。0.01秒でオープン切れなかったスプリントや0.08秒で選考会切れなかったフリッパーズとコンマ何秒で苦戦した冬季シーズン。
でも最後まで諦めなかった短水路、チャレンジレース、あれは忘れもしない大学入った中で一番ベストレース やっと切れた。そして初めての選考会、ベストは出たし生でオリンピックが決まる瞬間に立ち会えてすごい経験だった。
4年生 チームのために、自由形も泳いだし、リレーは後輩に助けてもらったし最後個人のレースはベストも出ず普通の結果で終わった。

いろいろあった3年半だったけど結果として専門のバタフライの100m短水路では3秒弱、長水路では2秒弱と伸びました。
インカレ個人で点を取る目標はできなかったものの入学の時に自由形で入ってきた人がバタフライに転向してインカレの標準タイムも大して近くないのに努力を重ね続けた結果、選考会に出られたことをバタフライに転向した時の昔の自分に言い聞かせてやりたいですね。
もちろん上手くいった中苦しい時期もありました。
練習の頑張りを否定されたり、調子が上がってきたところで練習ができなくなったり、大切な同期がやめたりと他にもありますがたくさん壁にぶつかりました。
心が折れて離れたい時期もありました。でもいろんなことがあっても諦めないで最後までやりきることを心にとめて過ごしていました。
自分はラストのインターハイの結果次第で引退も考えていました。
しかしそれ以前に大会は中止で練習もできなくとても中途半端な結果で水泳人生を終えようとしていました。
このままで終わりたくないと大学まで続けることを決意しました。
大学選びでたくさん迷って今の自分だったらどこの大学に行ったら一番競技成績が伸びるか考えた結果ここでした。
この選択は、正解に近いものでした。
しかし失うものもありましたが、自分が決めた道だったので後悔はありません。
この大学に来て競技面はもちろん、特に精神面においては大幅に成長したなと実感しています。

大学水泳で得た経験を来年からの社会人で活かして頑張っていきたいと思います。
長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。
ーーー




【コーチ:奈良】   

#その他の活動