今日は寺尾陸(理学療法学科)からのメッセージを紹介します!
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こんにちは。お疲れ様です。
水泳部でサポーターをしていました、理学療法学科4年の寺尾陸です。
まず初めに、たくさんのご指導賜りました、水泳部と理学療法学科の先生方をはじめ、トレーナーの皆様、水泳を通してお世話になりました全ての皆様、そして僕の夢を今も応援し続けてくれている家族に心から御礼申し上げます。ありがとうございました。
ここからは僕の4年間の思いを長くなりますが綴らせてください。
僕は訳あって同期のみんなよりも1~2か月程遅れてこの水泳部に入部しました。
初めてプールサイドに行ったときは今でもよく覚えています。
様々なマッチョが練習前から黙々とドライしていて、高校まで通っていたスイミングスクールとは雰囲気がまるで違って、何よりも選手たちの自分と向き合っている時の目を見て、正直身がすくみました。
そんな委縮している僕に、一番最初に話しかけてきてくれたのが空ちゃんだってのも覚えています。
僕は最初君のことを先輩だと思って話していました。そこから徐々にマネジメント業務にも慣れていって、初めて4レーン取れた時とか、声出しやタイム取りを先輩方に褒めて頂いた時とか、とても嬉しかったです。
あと何より同期とかがベスト出したり、喜んでいる姿見て、支える側ってのも悪くねえなって心から思いましたね。
2年時は、やっと大学水泳ってのを実感した年でした。
当時の4年生はタイムが伸び悩んでいたり怪我などで苦しんでいた人たちが多かった印象だけど、それでも歯を食いしばってインカレで戦う準備をしていて、4年生の背中ってこんなでかいんだって思った記憶があります。
合宿のミーテングで涙を流しながらインカレに向けての思いを仰っていた先輩方の、あの言葉とあの顔は今でも鮮明に覚えているし、この人たちのために自分自身ももっと頑張らないとなって思いましたね。
そしてインカレは、4年生パワー全開で、目標としていたシード権奪還を成し遂げて、4年生のある方の隣で大号泣したのを覚えています。
当時はみんなの頑張りが報われて本当によかったなって思えたし、これが大学水泳か!とんでもなく熱いじゃねえか!!って心奮い立ちまくりでしたね。
でもインカレが終わって少しして、実は半年くらい体調崩して、自分のことだけで精一杯になっていた時期もありました。
部活が終わって1人になった瞬間勝手に涙出てきたり、食事取ることすらしんどくてわけわからなかったけど、心配して連絡くれたり、外に連れ出してくれたり、練習行った時に「お前がいないと寂しい」とか言ってくれるやつらがいてくれて、めちゃめちゃ救われましたね。
すぐ隣に仲間がいてくれるってこんなに心強くて嬉しいものなんだって学んだ1年でもありました。
3年時もかなり熱かったです。
特に16期生の先輩方は言動も行動も激シブな人が多くて、こんなにかっこいい人たちと同じチームメイトでいれることが、自分にとってすごく誇りでした。
今こうして自分が夢に向かって諦めずに挑戦し続けられているのは、16期性の背中を3年間見てきたおかげなのかなあ...なんて思っています。
インカレも男子の4継がA決残ったり、キャプテンがベスト出してガッツポーズしていた姿とか、4継終わって泣きながら隣見たら後藤さんも涙浮かべていた姿とか、あのクライマックス感は未だに脳裏に焼き付いていますね。
インカレが終わって僕らの代になって、こんな自分が1番上の立場でチームを引っ張っていく1人になれるのかとか、僕自身強く注意したり、あーだこーだ言うのも苦手だし、でも最上級生として言ってかなきゃだめだしとか、まあ僕なりに色々悩みました。
でも答えが分からなくなって後藤さんに相談したら、「寺尾、お前はそのままでいいと思うぞマジで」って言ってくれたのを覚えています。
その言葉で大分胸が軽くなりましたね。後藤さんには1年の時から本当にお世話になりました。僕はこれからも後藤さんの舎弟です。
4年時は、しんどい時期の方が多かったかもしれません。
理学療法学科って何気やること多くてですね、特に長期実習終了~インカレまでの期間は部活と学科の両立は、正直かなりシビアでしたね。
合宿終わってからゼミ担の先生に「僕もう限界です」とか言って泣きべそかきながら電話かけたり、部活でも、マネサポで1番上の立場なのに不甲斐ない姿ばかり後輩たちに見せて、ましてや後輩に説教されて、情けなすぎる...
なんで俺こんなダメなんだろうって思う毎日でした。
でも、どんだけ絶望していても水泳部が大好きって気持ちは変わらないんですよねえ。
全力で努力するやつらとか、苦しい状況のやつら見て、何とかしてこいつらの背中押してやりてえなって思えたし、部活行くたび毎回声出しまくったり、仲間たちと真剣な話して悩んだり、バカみたいな話して笑い合ったり、なんだかんだ言って学生の中で実は1番充実した生活を送っていたのかもしれないですね。
そして何といっても、こいつらのために俺自身ももっと頑張らなきゃなって思わせてくれる仲間がいたってのが最高すぎますね。そんな風に思わせてくれた先輩・同期・後輩の皆さんには感謝しかないです。
ありがとうございました。
インカレが近づくにつれてマネサポチームの熱気もどんどん増して、史上最高のマネサポって言って頂いた時は嬉しくて仕方なかったなあ。
最後のインカレは悔いなく終わることができました!って言いたいところですが正直悔しいの一言に尽きます。
最終日が終わった後に、もう俺らに次は無いのかあとか、あの時あーしとけばなあとか、いろんな後悔が出てきて、自分の中ではやり切ったつもりだけど、やるせない気持ちでした。
メジャーって漫画の、茂野吾郎っていう主人公が言っていたんですけど「チームワークってのは自分と闘って、仲間と闘って、そして相手と戦って勝つ!!そこで全員が苦しんで流した汗の分だけチームワークは生まれるんだ!!」
っていうセリフを聞いて、グサッときちゃいました。
とは言え、4年間全てを思い返してみると、自分よくやったんじゃね?って思ったりしています。色々ありましたけど全部ひっくるめてやっていてよかったなあって思えますね。
最後に、この水泳部の一員として4年間、先生方や、学生の皆さんと一緒に戦えた時間は誇りだし宝物です。
仲間に恵まれて、自分のやりたいことも思い切り出来て、幸せすぎました。感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。
もっともっと自分も強くなって、何かしらの形でお世話になった先生方や、家族、仲間達に恩返ししたいです。
そしてマネサポの皆さん、こんな先輩に最後までついてきてくれてありがとう。
史上最高のマネサポを来年も再来年も更新していってくれえ。最後のマネミでも言ったけど、人間って悪い所ばかり目立ってしまったり、そこばかり見てしまって、なんだこいつって思うことがこれからたくさんあると思うんです。
だけど、そいつの良い所もちゃんと見つけてやって、それを理解して行動できる、そんなマネサポチームになってくれたらとっても嬉しいですね。マネジメント業務を完璧にこなす以前に、きっとそれが選手を支えていくうえで、一番大切なことだと僕は思うから。
今後は1人のOBとして水泳部の皆さんの活躍を応援しています。
そして周りに自慢したいもんですね。
「俺の仲間すげえだろ」って
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【コーチ:奈良】