西山千梨夏(健康スポーツ学科)のメッセージです!
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こんにちは。西山千梨夏です。
9/4~8に開催された日本学生選手権をもちまして、学生水泳を終えました。
まず初めに、下山先生、馬場先生、奈良先生、水泳部関係者の皆様。学生水泳最後の4年間、たくさんご迷惑をおかけしました。
そして、こんな至らない私を最後まで支えてくださった方々に、心から御礼申し上げます。ありがとうございました。
私は大学水泳のうち3年を選手として、最後の半年はマネージャーとして携わりました。
選手として過ごした3年間は、自分はなんて脆い人間なんだと打ちのめされる日々でした。
どんなに足掻いてもインカレの標準を突破することが精一杯で、練習をして日々結果を残しているみんなが眩しくて、それに比べて自分は。なんて、今になって振り返ればめっちゃくちゃネガティブで、ジメジメしすぎて苔でも生えるんじゃないかぐらい陰気な人間でした。お恥ずかしい限りです。
そんな選手としてはあまりにも至らない自分に、特別親身に声をかけてくださった馬場先生、山城昌一朗先生、大学で出会った数少ない友人達。本当にありがとうございました。
もう一生足向けて寝られないなと常々思っています。
最後のマネージャーとして過ごした半年間は、自分の弱さと向き合い、人間として成長できたとても有意義で貴重な時間を過ごすことができました。ま
さかマネージャーになって5日目で、2コース分タイム計って紙に記録しつつ25m走り回るなんて思いもしませんでしたね。
人って窮地に立たされるとこんなでっかい声出るんだなって、自分で自分の声量にびっくりしたと同時に、私が残りの半年で貢献出来ることってこの声量しかないな!ってふっきれた日でもありました。
とはいえでかい声が出せるだけで成り立つような甘い仕事なわけがなく、後輩や陸から指導を受け、時に叱られたりという情けない姿を晒しながらもどうにか水泳部の一員として、最後の最後まで仕事を全うできました。
私はこの4年間で、支え合うこと、頼ることの大切さを知りました。
人は、孤独になれない生き物です。当たり前に日々を過ごす上で着る服も「誰か」がつくったものだし、住む家も「誰か」が建てたもので、私たちは常に知らない誰かによって生かされています。
何が言いたいかっていうと、どう頑張ったって世界は1人にさせてくれないんです。だからもっと気軽に誰かを頼っていいし、寄りかかっていいんです。
私はそんなことにも気付かず選手を終えてしまいました。1人で泳いでる気になって、自分の力だけで生きてる気になってしまっていた。
非常にもったいない。もっと楽しめた、チーム力ってそういうところからも生まれるのに。
後輩のみんなにはそんな思いしてほしくないので、敢えて当たり前なことを言ってみました。
当たり前って特別なんですよね。それをどれだけ重く受け止めれるかが、より強い選手、強い人になれる秘訣だって思ってます。
私は、この4年間で少しは強くなれた気がします。これまでで得た学びや気づきを糧に、これから社会に出て、新潟医療福祉大学水泳部のOGの名に恥じない生き方をしていきます。
そしていちOGとして、これからも皆さんを応援しています。
お互い声をかけ合いましょう!がんば!
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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【コーチ:奈良】