今日で4年生のメッセージも最後です。
坂本樹(健康スポーツ学科:男子キャプテン)のメッセージです。
インスタ、ブログを見てくれている皆様へ
こんにちは。17期生の坂本樹です。
そして、これまでの大学4年間で私に関わってくださった全ての皆様に心から御礼申し上げます。
ここからは長くなるので割愛して最後だけ読んでくれれば嬉しいです。
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まずこの大学を選んだきっかけは将大さんにありました。
中学からの仲で高校も同じ、そして高3になり大学を選ぶ時に色々な大学を検討しましたが結局、自分のスタイルに1番近いと感じたこの大学に行きたいと決め、将大さんに伝えた時に「絶対に来んな」と拒絶されて少し傷ついたのを覚えています。
入学してからは間違えてボディビル部に入ってしまったのかと一瞬思いましたが、みんな水泳に真剣に向き合い、意識レベルの高い組織で本当に感動し、自分もそんな選手になりたいと思いました。
同期がすでに書いてくれている通り、1年・2年とコロナ対策により思うように水泳ができず苦しい日々が続きましたが、それでもベストは少しずつ更新していきました。
ですが2年の終わりに急性の腰痛によりしばらくしっかりと泳げない期間ができたり、そこから復帰してからの試合前日に指を骨折したりとコンディショニングの部分で詰めが甘かったと感じます。
そんな経験をする度に、当時まだメンタルクソ雑魚だった私はガン萎えして引きずって不貞腐れたりしていました。
「そんな時間があるなら他にできることを考えろ」
今の私ならそう自分に言い聞かせることができると思います。
そういう考え方や立ち直り方、怪我をした時のコンディションの整え方を教えてくれたのは先生や同期、後輩のみんなでした。
そこからはメンタルを強く、タイムを速くするための努力をしていきました。
しかし自分の気持ちとは裏腹に、3年も4年も一向にタイムが伸びず、ましてや戻ることすらありませんでした。
3年のインカレで4継に選ばれなかった時の絶望感。
絶対に忘れません。
A決の舞台に立たせてもらった経験・想いをラストイヤーの4年で絶対に後輩に繋ごうと、何でも試せるものは試してみました。
合宿でも何本も1フリ飛びまくりました。
ですが、結局良い泳ぎができずにシーズンがどんどん進み、ラストイヤーでさえリレーの補欠にしかなれなかった時の無力感。
これも忘れません。
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なにを言っても後の祭り。
結局の所どれだけ転んでも立ち上がって前向いて進むしかないんですよ。
こんなもんじゃ終われない、可能性がある限り挑戦を続けたい。
せっかく巡り合った水泳を全力で味わい尽くすために、楽しむ為にまだ水泳をやりたい。
高校までだったら諦めていたかもしれません。
そして、こんなわがままを許して応援してくれる家族や支えてくれる人たちに心から感謝しています。
「俺は自分がやりたいと思ったことをやる。
後悔をしなくなるまで挑戦し続ける。」
この信念を軸にこれからも頑張っていこうと思います。
長々とありがとうございました。
そしてよろしくお願いします。
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【コーチ:奈良】