森山大地(新潟県・日本文理高等学校出身)
中学から始めた水泳、 まさか適当になんとなく始めた部活動がこんなにも自分の人生に大 きく影響を与えるとは思いもよりませんでした。文理高校へ進み、 そしてこの大学に来てあっという間に自分の水泳の時間が終わって しまいました。 入学当初も適当な性格なので練習にもあまり身が入らず、 学業やその他の素行に関してもあまりいい学生とは言えないと自分 でも思っています。しかし、 こんな自分にも支えてくれる仲間がこの大学でできました。 選手時代、腰を痛めてもう水泳ができず、部活を辞めてやろうか、 とずっと考えていましたが、仲間に支えられ励まされ、 こんな自分にも気を遣ってくれた仲間のためにも「何かしたい」 という気持ちになりマネージャーを始めました。 持ち前の性格なのでマネージャーになってもあまり中身は変わりま せんでしたが(笑)
そして最後のインカレでは、 チーム目標を達成できずに終わってしまいました。 絶対に泣かないでやろう、 とずっと誓ってましたがやっぱり泣いてしまいました。 それはチームに何も貢献できなかった事、 目標を達成できなかった事、水泳の時間が終わってしまった事、 いろいろありますが、 何よりこの舞台で仲間とやっぱり泳ぎたかったという気持ちがあっ たことに気づいてしまい泣いてしまいました。 やっぱり水泳が好きなんだなーと思いました。
この大学でいろいろな出会いがあり、 その分感謝の気持ちでいっぱいです。先輩・後輩に感謝、 支えてくれた両親に感謝、 不出来な学生を指導してくださった先生方に感謝、 自分を変えてくれた水泳との出会いに感謝、 いろんな人達に感謝しています。 でもやっぱり一番感謝したいのは、ありがとうと言いたいのは、 今の同期です。大学で見つけた、最高の宝物です。 みんなありがとう。
これからは卒論という難関さえ終われば、社会にでます。楽しく、 最高の時間だった四年間をずっと振り返っていたいですが、 自分の目は前にあるんで前へと進みます。 四年間やってきた事を無駄にせず、 自分の手でいままでの20年間よりこれからの20年間を輝かせて みせます。短い時間でしたが、みんなありがとう