ブログを読んでくださる皆様、こんにちは。筒井大介です。
4歳から続けてきた水泳をOWS日本選手権をもちまして引退しました。
まずは支えてくれた家族、地元の方々、同期の仲間たち、後輩たち、スタッフ、先生方、4年間サポ
ートや応援ありがとうございました。
私はこの大学で水泳をやるということはどういうものなのか最初はよくわからないまま入学しまし
た。
入学前には馬場先生にこのチームで本当にやっていけるのかと何度も言われ入学した後も厳しいお言葉を受けながら日々練習をしていました。
入学当初はコロナウイルスが蔓延し始めたと同時に入学し、最初の2ヶ月は練習が全くできない日々があり正直退屈で、精神的におかしくなりそうでした。
コロナが少し落ち着き、練習が再開した時にはうまく泳げない日々から始まり、徐々にそれに伴って練習量も増え明らかに高校の時よりも泳ぐ距離が増え、筋肉痛の日々が続き、僕はこのままで4年間やっていけるのかとても不安でした。
大学2年では水泳が嫌で馬場先生も嫌になり練習も楽ばかりし馬場先生からは「選手をあがってマネージャーになるか」と何度も言われてその言われたことに対してもストレスを感じ、馬場先生とも口を聞きたくないほど嫌で水泳を辞めようかと思うことも何度もありました。
辞めようと水泳を諦めていた僕の水泳に対する気持ちを大きく揺さぶってくれたのが同じロングチームの後輩本山空でした。
彼はジュニア時代から代表入りする選手で僕より確実に格上な選手でした。
彼と練習するときはほとんどは大差を付けられボコボコにされてばかりでした。
そんなある日の練習のときに僕がいい加減な練習をしていたら彼が僕に「このまま競技人生をおわっていいのか、やるならやれ」と後輩なのに同期や先輩のような対応で、僕に喝をいれてくれま
した。
その言葉がきっかけで僕は練習をとにかく頑張り、最初は調子が上がらなかったりきつい事ばかりでしたが、彼が僕が気が緩んだと同時に喝を入れてくれる存在になっていました。
3年生になり、練習もある程度こなせるようになりコロナも落ち着き、授業も対面授業が多くなり、部活と練習の両立が物凄くきついときもありました。いままで1.2年生のときはオンライン授業やオンデマンド授業など、あまり学校に行かずにやっていたのでかなり対面授業がきつく感じました。
この時僕が大事にしていたことは「水泳以外のことを大事にする」ということをテーマに日常を過ご
していました。
水泳の練習をするのも大事ですが、私たちはアスリートである前に学生であることを忘れてはいけないことが第一でした。
そして最終学年4年生になりチームを引っ張っていく存在となり、コロナの前の生活もできるようになり、試合での声出し応援やみんなで盛り上がることができはじめました。
競泳のインカレでは声が出なくなるほど応援し夏の思い出ともなりました。
OWSの試合も盛り上がってきたと同時にインカレOWSや国体、日本選手権があり、そこで私はチームや県に貢献するため今まで以上に試合に込める思いがありました。
水泳ができる最後の年ということもあり、勝つことを意識することよりも楽しむという気持ちが強くありました。
OWSを通して私は色々な経験をすることができ、競泳とは違う魅力感じて自分自身の人間的に成長することも出来ました。
4年間というものは長いようで短く何もしなければただ時が流れだけですが、なにか行動することによって自分に得られる物ややりたいことがさらに明確になると思います。
これからはOBとして応援してます。
4年間ありがとうございました。
【コーチ:奈良】