熊谷卓也くん(山形県:山形中央高校出身)
派手さはありませんが、4年間、コツコツと地道に頑張る選手で、常に自分のペースを保てる素晴らしさを持っていました。
大会でチーム全体が成績不振で雰囲気が盛り下がっている時でも「この男はやってくれるはず!」という期待を持たせてくれ、それを実践してくれるチームにとって頼れる選手でした。
『ラストインカレを終えて(熊谷卓也)』
私は大会最終日の200m平泳ぎに出場し、ほんの少しですがベストタイムを出すことが出来ました。ベストタイムからー0.27と数字的には小さく感じますが、今までの水泳人生で一番の達成感を味わうことが出来ました。そして、本当に支えてくれた多くの方に感謝をしています。
私は4年間の水泳部の活動を通して一つ強く感じていることがあります。それは新潟医療福祉大学水泳部で活動できて本当に良かったということです。大学水泳を通して先生方や、スタッフ、OB・OGの方々、同期、後輩たち、食堂の方々、本当に多くの人に出会いました。この多くの人との出会いで、私は人間として成長することが出来たり、中途半端な気持ちで水泳に取り組んでいた自分を変えてくれたり、沢山のことを経験し学ぶことができました。そして4年間本当に多くの人に助けられました。
正直、自分の競技成績やインカレのチーム目標が達成出来なかったことに対して、少し悔しさは残っていますが、それでも最後まで本気で水泳を続けることが出来たのは先生方、先輩方、同期、後輩のおかげです。また地元のスイミングのコーチ、中学、高校の顧問先生方、そして最後まで応援してくれた家族のおかげです。本当にありがとうございました。
これからは、4年間の経験を通して学んだ、最後まであきらめないこと、コツコツと努力する大切さなど忘れず、新たな道に進んでいこうと思います。